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12月14日(水) 鉄の展示館へ刀剣類の寄贈

2020年9月30日 更新

日本刀寄贈 竹内さん

▲写真左から竹内昌燎さん、竹内育子さん、山村町長

 

埼玉県在住の竹内育子さんから、鉄の展示館備品として、日本刀1点(無銘・伝長船長守)、槍1点と、刀剣関係の書籍115点をご寄贈いただきました。

竹内育子さんは、これまでに同館へ貴重な刀剣類をご寄贈いただいてきた故竹内元幸さんの奥様で、今回の寄贈は、本年9月に亡くなられた元幸さんのご遺言によるものです。
元幸さんは、ご自身が所有されている刀剣の今後の保管などについて思案されるなかで、故宮入行平刀匠の生地である当町の鉄の展示館に、所蔵刀をご寄贈されてきました。平成19年に「長船長光」の太刀と付属拵えを、平成21年には「長船盛光」の脇差と付属拵えを同館に寄贈されており、また、その功績により平成19年に紺綬褒章を受章されています。

12月14日(水)、竹内育子さんと、元幸さんの甥の竹内昌燎さんご夫妻が来庁され、山村町長へ寄贈品が手渡されました。
今回ご寄贈いただいた刀は、南北朝時代の14世紀半ばから後半に活躍した、備前国(岡山県)の名工・長船長守の作とされるもので、(財)日本美術刀剣保存協会の鑑定により重要刀剣に認定されている名刀です。寄贈品は、今後、鉄の展示館の企画展などで展示していく予定です。

 

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