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毛呂叶実さん「お弁当×おいしい記憶」で表彰

2019年3月19日 登録

 

 長野県内の小中学生が、お弁当とそのお弁当にまつわるエピソードを応募する「お弁当×おいしい記憶」(株式会社共同通信社主催)において、坂城中一年の毛呂叶実(もろ かなみ)さんの作った「先生に贈るふるさと弁当」が見事共同通信社賞を受賞しました。
 調理部に所属する毛呂さんは、東日本大震災により福島県から長野県に避難された顧問の篠田先生を元気づけようと、先生がよく食べていた郷土料理を、坂城町や長野県の特産物を使ってアレンジしました。
 「いかにんじんの福島風味ごはん」「うにの貝焼き風かぼちゃサラダ」「さんまとねずみのポーポー焼き」など、福島と長野が同時に味わえる料理の数々を、先生のために一生懸命作りました。魚をおろしたり初めて調理する材料もあったりしてアレンジには苦労したと毛呂さん。それでも同じ調理部の山岸柚菜さんにも手伝ってもらい、想いがたくさんつまったお弁当を作り上げました。
 受賞の感想として毛呂さんは、「先生に『美味しい、福島の味がする』と言ってもらえて、嬉しかった。最後までやりきってよかった。」と話してくれました。

 

お弁当×おいしい記憶01

お弁当×おいしい記憶

▲3月19日(火)、顧問の篠田先生(写真左)と毛呂さん(写真右)が町長を表敬訪問

 

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