坂城町農業再生協議会水田フル活用ビジョン
国は、平成30年産を目途に、行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、国が策定する需給見通し等を踏まえつつ、生産者や集荷業者・団体が中心となって需要に応じた生産が行える状況になるよう取り組むこととしており、これを受けて長野県農業再生協議会では、これまでの生産数量目標に替わって、需要動向などの情報に基づく、生産数量目安値を各市町村に示して、需給調整に努めています。
坂城町には、30年産米で141.30ha(780t)が生産数量目安値として示されているなかで、坂城町農業再生協議会が生産者の方々に需給調整のお願いをしております。
また、協議会では、水田における地域の魅力のある産品の産地づくりに向けた取り組みを行うため「水田フル活用ビジョン」を見直し、これまでの米以外の作付品目の生産振興や加工米の取組みのほか、今年度から新たに「飼料用米」もビジョンに位置付け、水田農業の推進を図ってまいります。
※「水田フル活用ビジョン」は、水田における作物ごとの取組方針・作付予定面積を明らかにし、町全体で 共有することで、特色ある産地づくりに向けた取組を更に推進することを目的としています。