坂城町のわが街じまん

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ねずみ大根

ねずみ大根の秘密

ねずこん's

今から324年前、皆さんもご存じの松尾芭蕉が坂城町へやってきました。芭蕉はこの時の旅のことを「更科紀行」という作品にして発表しています。
その中に「身にしみて大根からし秋の風」という句があります。芭蕉が「大根からし」と詠んだ大根とは、坂城町で泊まった時食べた「ねずみ大根」のことであろうと言われています。
このように、古くから坂城町の一部地域で親しまれてきた地大根(辛味大根、ねずみ大根)は長崎県から伝来してきたと云われています。
西念寺の本堂にも、ねずみ大根の彫刻が彫られています。このような彫刻はまれにあると和尚さんが言っていました。
代表的なねずみ大根の料理としては、「おしぼりうどん」があり、これを食べると、口の中には辛さが広がり、そのあとにほんの少しの甘みが感じられるため、親しまれ受け継がれています。

~ねずみ大根の特徴~
○煮れば辛くなくなる。
○噛めば噛むほど味がある。
○歯ごたえがある。
○塩や醤油を入れ、調理すると辛味が増す。
○おろして時間がたつと辛味が薄れる。
○皮をむかずにおろしたほうがおいしい。
●たまに紫色の物もある。
●同じ種でも、作る場所が違うと味も形も変わる。
●下膨れ部分は辛い。

おしぼりうどん・・・あいさい
取材場所・・・西念寺

おしぼりうどん

松尾芭蕉

ねずこん

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