坂城町のわが街じまん

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わが町の人間国宝

刀を作ったきっかけ

ハッピーターン

○宮入家は元々野鍛冶屋で、鎌やくわなど農作業に使うものを作っていましたが、
行平さんのおじいさんはそれ以外にも刀をつくっていて、それを見て自分も作りたくなりました。
家族に反対された行平さんは家出をし、東京に修行に行きましたが、連れ戻されてしまいました。
しばらくしてやっと2年だけの約束で刀づくりを許され、それが後の一生の仕事になりました。

○第二次世界大戦中、行平さんは武器を作る軍隊に入って軍刀を作っていました。
軍としては、早くたくさん刀が欲しかったのですが、行平さんは一本一本丁寧に作っていたので
成績はあまり良くありませんでした。
戦争が終わり、アメリカから廃刀令が出され、刀を作ることができなくなった行平さんは農業をしていましたが
その間も刀のことが忘れられませんでした。
やっとのことで刀づくりを許され、刀づくりを再開し、第一回の展覧会で賞を取りました。

○お弟子さんをたくさんとり、それが後に「宮入一門会」となりました。
そうして、日々精進していく中で行平さん50歳のとき、人間国宝に認定されました。
50歳で認定されたのは、当時では一番若かったそうです。

☆下の写真は、行平さんが人間国宝に認定されたときの認定書です☆

行平さんのつくった刀は、坂城町鉄の展示館に展示されているので是非一度見に来てください!!

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