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3月29日(日)ハローアルソン・フィリピンアクティビティー発表の集い

2020年12月1日 更新

ハローアルソン01

▲活動報告をする高校生たち

  3月29日(日)、坂城テクノセンターで、ハローアルソン・フィリピン医療を支える会(以下、ハローアルソン)と坂城ライオンズクラブ主催による「第14回ハローアルソン・フィリピンアクティビティー発表の集い」が開催されました。

  ハローアルソン・フィリピン医療を支える会は、(1)フィリピンの恵まれない人たちに無料で歯科治療を行う  (2)活動で使用する歯ブラシやタオル、石けんなどを集め届ける  (3)活動を通して、自分たちの生活を見直し本当の豊かさや優しさを考える  (4)次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際貢献を考えてもらう  を活動理念として、毎年フィリピンで歯科治療を行っており、14回目を数える今年は、2月7日~10日まで現地での活動を行いました。

  今回は、全国から歯科医師、歯科衛生士などの医療従事者のほか、高校生ボランティア41名(県内の高校生は9名)を含む総勢93名が参加。フィリピンのマニラ周辺のスラム街で、日本からの歯ブラシやタオル、石けん、米などの支援物資を配布し、貧困のためまともな治療を受けられない人たちに歯科治療を行いました。日本でなら治せる歯も、現地では抜歯しなければならないケースが多かったそうです。高校生ボランティアの皆さんは、支援物資の配布と歯科治療の補助を行いました。

▼フィリピンでの活動の様子

ハローアルソン02

  本日は、約160名の来場者が集まる中、歯科医師でハローアルソン団長の関口敬人さんや高校生4名などが活動報告を行い、坂城町で初めて参加された長野南高校3年生の臼井さつきさんも現地の様子と活動で感じたことを発表されました。

  臼井さんは、子どもからお年寄りまで大勢の方の治療に接し、家族や友人が治療を受けている間、ずっとそばに寄り添って励ましの声をかけていた現地の人々を見て、金銭的に生活は苦しいけど家族や友人を大切にしてお互いに支え合う「心の豊かさ」に感動したそうです。また、自分がたくさんの人たちに支えられて存在していること、日本で当たり前のようにある生活に感謝しなければいけないことに気づかせてくれた現地の方々やこの活動に感謝したいと話されました。

▼臼井さつきさん

ハローアルソン03

 

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