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3月16日(月)坂城中3年生が小水力発電

2020年12月1日 更新

坂中小水力発電

  3月16日(月)、坂城中学校3年3組が、この一年間総合的な学習の時間に活動を進めてきた、五里ヶ峯横坑トンネル内の地下水を利用した小水力発電の成果発表会が行われました。

  プロジェクト名は、「プロジェクトS  ~地球温暖化を防ぎ、地域に貢献する若者たち~」。生徒たちは、昨年4月に国内の主力発電である火力発電が温室効果ガスの増加をもたらしていることを知り、自然エネルギーによる発電の必要性を感じました。そこから、町が進める「スマートコミュニティ構想普及支援事業」を学び、町内に小水力発電機を設置し、地域にエネルギーの供給をすることを目標に活動を開始。信州大学教育学部の村松浩幸教授や、お~い原木会、埴科精機(有)様、公益財団法人さかきテクノセンター、町の協力を得て、自転車の車輪とハブダイナモを用いた発電機を作り、キノコの栽培などをしている五里ヶ峯横坑トンネル内に設置しました。

  本日の発表会では、生徒たちが発電機を設置すると、車輪に取り付けた羽が水を受けて勢いよく回り出し、2.0~3.0Vの電圧を得てライトが辺りを明るく照らしました。

  生徒たちは、「車輪に取り付けた羽を固定するのが大変だったが、この灯りでトンネル内の作業がしやすくなればうれしい」と、地域に貢献することの喜びを述べていました。

 

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