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10月3日(金)・4日(土)さかきものづくり展

2020年11月30日 更新

ものづくり展01

  10月3日(金)、4日(土)の2日間、坂城テクノセンターの開館20周年を契機に、坂城町工業の更なる発展と技術の継承を目指して、町のものづくり技術を町内外に発信する「さかき ものづくり展」(主催:公益財団法人さかきテクノセンター)が、坂城テクノセンターをメイン会場に開催されています。

  会場では、伝統の技と新しいビジョンで世界にはばたく、町内のものづくり企業精鋭30社が、各ブースごとにその技術や製品を展示するほか、3Dプリンタの造形実演やアザラシ型メンタルコミットロボットのデモンストレーションなどが行われ、企業関係者はもとより、一般の方、見学に来た町内小学生など、大勢の来場者が訪れていました。

ものづくり展02
 

  3日(金)は、「中小企業の連携による地域活性化支援に向けて」と題して、さかき技術交流研究会前代表幹事(神田木型製作所代表)の神田吉友さん、(公財)さかきテクノセンターアドバイザーの植木芳茂さん、(株)ヤマザキアクティブ代表取締役社長の山崎忠承さん、(株)西澤電機計器製作所代表取締役社長の西澤孝枝さんに、企業連携、産学官連携による開発事例の紹介をしていただきました。

▼「中小企業の連携による地域活性化支援に向けて」

ものづくり展03
 

  また、坂城勤労者総合福祉センターでは、「ものづくり産業講演会」が開催され、日野自動車(株)取締役・専務役員(元トヨタ自動車(株)常務役員・上五明出身)の鈴木賢二さんを講師にお迎えし、『今後の日本企業に求められるもの  ~自動車産業に従事して思うこと~』を演題にご講演をいただきました。

  鈴木さんは、自動車産業の特性、日本の自動車メーカーが成長した背景、現在の自動車市場を取り巻く環境から、今の自動車産業には、開発・市場適合の効率化、コスト差・品質差への対応、高度な次世代技術の開発などが必要だと話されました。そして、今後の日本企業に求められるものは、少子高齢化社会への対応、得意分野の見極めと投資、人材育成とのことで、なにより「カネよりは人と技術を残すことが大事」だと、会場に集まった企業関係者の皆さんにエールをおくられました。

▼鈴木賢二さん

ものづくり展04

 

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