8月31日(日)第二回坂城びんぐしの里 薪能
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▲野村萬斎氏主演 狂言「柿山伏」
▲松木千俊氏主演 能「紅葉狩」
8月31日(日)、びんぐしの里公園特設会場で、日本屈指の演者の皆さんに伝統芸能である能と狂言を披露していただく「第2回 坂城びんぐしの里 薪能」が開催されました。
第一部は、この公演にあわせて3年間一生懸命稽古を続けてきた地元園児、小中学生が堂々たる仕舞を披露。その後は客席全員が参加して仕舞「猩々(しょおじょお)」を謡い、重要無形文化財総合指定保持者で観世流能楽師の松木千俊氏が舞われました。
▼第一部
第二部では、まず画家で坂城町特命大使の小松美羽さんや青年海外協力隊として赴任していたザンビアから帰国された竹内 希さんなどによる篝火への火入れ式、宮入小左衛門行平刀匠と門弟の皆さんが奉納鍛錬を行いました。そしていよいよ本格的な仕舞の始まりです。野村萬斎氏主演による狂言「柿山伏」、松木氏主演による信州戸隠山を舞台にした能「紅葉狩」と圧巻の舞台が続き、会場を埋め尽くした約1300名の来場者の皆さんは、夏の夜の幽玄を存分に堪能されていました。
▼第二部
主催
- 第二回坂城びんぐしの里薪能実行委員会
演目・出演者紹介(敬称略)
地元園児、小中学生による仕舞
仕舞「猩々」
- 松木千俊
- 客席の皆さん
火入れ式
- 柳澤澄議会議長、鈴木秀典商工会長、中村浩志教育委員長、稲葉悟文化協会長、小松美羽さん、竹内 希さん
奉納鍛錬
- 宮入小左衛門行平刀匠ほか門弟の皆さん
仕舞
- 巴:観世喜正
- 柏崎:武田宗和
- 山姥:武田志房
- 地謡:佐川勝貴、武田文志、武田友志、武田宗典
狂言「柿山伏」
- 山伏:野村萬斎
- 畑主:内藤 連
能「紅葉狩」
- シテ:松木千俊
- ツレ:永島 充、松木崇俊、関根祥丸
- ワキ:大日方 寛
- ワキツレ:則久英志、野口能弘、野口琢弘
- 太鼓:佃 良太郎、小寺真佐人
- 小鼓:観世新九郎
- 笛:杉 信太朗
- 間:飯田 豪、高野和憲
- 後見:武田友志、武田宗和
- 地謡:海野義元、新井和明、永井憲二、観世喜正、兒玉敏一、武田志房、武田宗典、武田文志