6月7日(土)坂城小で初めての児童引き渡し訓練
6月7日(土)、坂城小学校で、地震などの災害発生により保護者への児童引き渡しが必要になった際に、確実かつ迅速な引き渡し方法を確認するための「児童引き渡し訓練」が初めて実施されました。
これは、(1)地震、土石流、地すべり、河川の氾濫などの大規模災害発生 (2)野生動物の逃亡、雷を伴う大雨、学校近くでの犯罪や事件の発生などの緊急事態 (3)校舎に災害、火災などが発生 (4)町内全域の警戒宣言発令下 のいずれかが起きた際に、保護者に学校まで迎えに来てもらい、児童を引き渡して下校するための訓練です。
児童引き渡しの流れ
児童の引き渡しをするためには、引き取り者を確認する必要があるため、保護者は、引き取り者の氏名などを記入した「緊急時引き渡しカード」を、事前に学校に提出する。
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上記のような事態が発生した場合、学校はオクレンジャーシステム又は町の防災無線などを利用して、保護者に児童引き渡しの旨を連絡する。
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引き取り者は、児童と引き取り者の氏名を記入した「児童引き取りカード」を持参して学校に迎えに行き、学級担任に、児童名と引き取り者本人の氏名を言い、「児童引き取りカード」を渡す。
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学級担任は、「緊急時引き渡しカード」と「児童引き取りカード」を照合し、引き取り者が、カードに登録されている「引き取り者」かどうかを確認する。
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確認後、学級担任は児童を呼び、児童にも確認した上で引き渡す。
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引き取り者は、児童と一緒に下校する。(兄姉がいる場合は、引き取った児童と一緒に兄姉の学級へ行き、同様の手順で引き取る。)
本日の訓練では、「大地震が発生し、町内全域に警戒宣言が発令され、余震の心配があり、道路の亀裂、家屋の倒壊、破損物の落下などのため、急遽、各家庭に児童を引き渡す必要が生じた」場合を想定し、全校児童は体育館で整列して待機。保護者が迎えに来て、上記の手順で引き取り下校しました。