災害時の避難と新型コロナウイルス感染症への対応について
新型コロナウイルス感染症が心配される中、災害時の避難にあたっても感染症の対策が必要です。避難所においても「3密」を防ぐなど感染症対策が重要ですが、多くの方が集まる可能性があるため感染リスクは高くなります。
新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえながら、地震や風水害といった災害が発生したことを想定して、各自が平時から事前の準備等を進めておきましょう。
- 「避難」とは、「難」を「避」けることです。避難先の選択肢を日頃から考えておきましょう。
- 自宅等での安全確保が可能な場合は、自宅のより安全な場所に留まることや平時のうちから親戚や知人宅への避難も事前に準備しておきましょう。
- 3密を防ぐため、避難の次善策として中核避難所のうち、文化センター、小中学校の駐車場などを車中避難場所としました。
- 避難所へ行く必要のある方を適切に受け入れられるようご配慮をお願いします。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況での避難場所の開設・運営に関する情報は、国等から示される内容にあわせて更新します。
事前の準備
風水害時において、避難場所へ事前に避難する必要があるかの確認
- 坂城町災害ハザードマップを活用しながら、自宅での安全確保が可能か確認しましょう。
- 【内閣府】避難行動判断フロー・避難情報のポイントを事前に確認しましょう。
指定避難所一覧表
- 災害時避難場所を確認しておきましょう。
親戚や知人宅等への避難の検討
- 自宅が危険な場合も、避難先は町が開設する避難所だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難するなど、いくつかの避難の方法を考えておきましょう。
車中避難も次善策として検討
- 「3密」を防ぐため、次善策として安全な場所での車中避難も考えられます。
【坂城町中核避難所のうち、車中避難ができる場所】
施設名 | 車中避難場所 | 代表所在地 | 可能台数 |
坂城町文化センター | 周辺駐車場 | 中之条2468 | 250台 |
坂城中学校 | 〃 | 中之条926 | 110台 |
南条小学校 | 駐車場及びグランド | 南条2036 | 210台 |
坂城小学校 | 〃 | 坂城6727 | 210台 |
村上小学校 | 〃 | 上平1428-1 | 300台 |
※災害の種類や規模によって必ずしも確保できる台数を保障するものではありません。
- 車での移動中の被災や事故、エコノミークラス症候群の注意が必要となります。
避難場所へ持参するもの
- 町で準備できる備蓄品には限りがあります。ご自身が必要と思われる物品を、可能な限り、予め準備し万一の際に持ち出すことができるようにしておきましょう。
【主なもの】
- 寝具(毛布は備蓄していますが数に限りがあります。)
- マスク(タオル等)
- アルコール消毒液(ウエットティッシュ等)
- 体温計
- 食料 ・飲料水(おかゆやクラッカーなどある程度の備蓄があります。)
- 携帯ラジオ等
- モバイルバッテリー
- 持病薬 など
時間に余裕をもった避難行動
-
特に風水害時においては、自分の必要な物品を持って行動ができるよう、町が発表する避難情報に注意しながら、降雨が激しくなる前に避難を完了させましょう。
(降雨が激しくなると、道路が水没するなど危険が増してしまいます。)
避難場所での注意点
手洗い、咳エチケット等の基本的な対策の徹底
- 断水等の影響がない場合、こまめに手洗いするとともに、マスクの着用や咳エチケット等の基本的な感染症対策を徹底しましょう。
衛生環境の確保
- 避難所に備蓄している衛生用品には限りがあります。また避難所となる施設内の衛生環境をできる限り整えられるようご協力ください。
十分な換気の実施、スペースの確保
- 避難所となる施設内は、十分な換気と過密状態を防ぐために、避難された方同士の十分なスペースを確保できるようご協力ください。
※過密状態を避けるために、他の避難場所を案内する場合もあります。
発熱、咳等の症状が出た方のための専用スペースの確保
-
避難時に、既に症状のある方は必ず受付で申し出てください。また、避難中に症状が出た場合も速やかに申し出てください。発熱や咳等の症状が出た方には、専用のスペースが確保できるよう配慮します。
また、症状が出た方のために専用スペースを設けた際は、一般の避難された方とはゾーンや動線を分けることが考えられますのでご協力ください。