坂本龍太朗さんが来町しました
▲(左から)臼井副町長、坂城町国際交流協会 竹内敏正副会長、山村町長、坂本さん、坂城町国際交流協会 安島ふみ子会長、塚田教育長
町は昨年(2024年)10月に、ポーランドツェレスティヌフ郡と坂城町国際交流協会、ツェレスティヌフ郡国際交流協会の4者で「フレンドシップ協定に関する合意書」に調印しましたが、両自治体の橋渡し役を務めていただいたワルシャワ日本語学校の坂本龍太朗さんが2月10日(月)、役場に来庁しました。
町長から、調印式の際にお世話になったお礼とコロナ禍前に実施していた交流について触れ、「ツェレスティヌフ郡を通して、ウクライナの支援は引き続き坂城町国際交流協会が主体となって行っていきたい。今後はフレンドシップ協定内容にもあるように、文化、教育などの交流を更に深めていきたい」と述べると、坂本さんからは、「今までの支援に感謝している。残念ながらウクライナはまだ戦争状態が続いているので、今は防寒用品などの物資を送っている。フレンドシップ協定により、人的な交流をより推し進めていきたい。特に未来を担っていく子どもたちどおしが国を超えてオンライン・オフラインで交流していくことの意義は大きいとツェレスティヌフ郡などは考えている」と伝えました。
また、坂本さんは今回来日した大きな目的として、「日本では、ウクライナのニュースが少なくなっているが、まだ戦争は続いている。なので自分が出向くことで、もう一度、ウクライナの現状に目をむけてほしいと思って来日した。今後戦争が終わった後、復興を担うのは、現在小中学生くらいの子どもたちになると思っている。子どもたちは、戦時の中で辛いことも計り知れないが、笑顔になることもある。こういう子どもたちの日常をもっと知って、日本とウクライナ、ポーランドの子どもたちがお互いに「平和」について考えてほしい」とお話しました。
坂本さんは、これから2月終わり頃まで国内の小中学校を中心に講演会などを行う予定で、町内では、2月13日(木)午後6時から坂城町国際交流協会主催で講演会が行われるほか、2月14日(金)には町内小学校でも行われます。
2月13日(木)の講演会は、一般の方の参加も可能です。詳しくは企画政策課へお問い合わせください。