11月21日（月）、町内の3小学校、中学校とポーランドにいる坂本龍太朗さんをオンラインでつないで、「坂本龍太朗さんへのお礼の会」を行いました。

　これは、坂本さんが教頭を務めるワルシャワ日本語学校で2019年、日本とポーランド国交樹立100周年コンクールで最優秀賞に輝いたマンガ「ポラと小学校入学」を、町内小中学校に寄贈してくださったお礼と交流のため開かれました。

　マンガは、幼いポーランドの少女ポラが京都についてのテレビ番組を観たのをきっかけに日本に興味を持ち、また、ポーランド・シベリア孤児記念小学校に入学することで、戦時中に日本がポーランド孤児を受け入れた歴史をはじめ、日本語や日本文化を学んでいくことで更に日本を好きになっていくというお話です。

　小中学生は、1人1台の chromebook （パソコン端末） を活用して参加、坂城中学校の三井さんが司会を担当し、参加者の自己紹介やお礼のことばを伝えました。

　中学生から「ぼくたちにどんな支援ができますか？」との質問に、坂本さんは「皆さんと同じくらいのウクライナの子どもたちが、今、皆さんが当たり前に生活していること、学校で学ぶこと、家族で暮らすこと、ができない状況にあります。未だ戦争状態で、復興していくのはまだまだ先です。今も支援は必要ですが、これから先も支援は必要になります。今、いろんなことを学んで、是非その時に皆さんの力を発揮してください。」とお話されていました。

　また、「こうやって、皆さんが外国について学んで、交流、コニュニケーションをすることでも支援につながっています。」との言葉に生徒たちは大きくうなづいていました。

　なお、「坂城町国際交流協会」では、 ウクライナ支援基金 義援金 を受け付けています。くわしくは《こちら》をご覧ください。