渡り蝶 アサギマダラの鑑賞会(北日名長寿会)

9月17日(土)、北日名の故・西澤安志さんが整備した「アサギマダラの里」で、北日名長寿会の皆さんが「アサギマダラ」の鑑賞会を開催しました。
アサギマダラは、長距離を移動する「渡り蝶」「旅する蝶」とも呼ばれる大型の美しい蝶で、日本本土から海を渡り南西諸島・台湾まで移動する個体もあると言われており、町内では、毎年9月頃にその姿を見ることができます。
この「アサギマダラの里」は、アサギマダラが集まる場をつくりたいと、今年亡くなられた西澤安志さんが、アサギマダラが好むフジバカマを植え、7年ほど前から整備を続けてきたもので、西澤さんが亡くなられたあとは、有志の皆さんが集まり、整備を続けています。
当日は、北日名長寿会の皆さんを中心に約20人が集まり、町内でアサギマダラを研究する前沢邦一郎さんから、アサギマダラの生態や、移動の研究用として蝶の羽に「標識」を記入する方法についてのお話を聞いた後、実際に捕獲したアサギマダラに標識を記入し放蝶しました。
会に参加した皆さんは、自身がマーキングをした蝶が、どこまで旅をするのか、遠く海を越える美しい蝶の姿に、想いを馳せていました。