熱中症にご注意ください!!
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熱中症は、暑い環境の中で過ごすことで体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす疾患ですが、予防行動により防ぐことができます。
熱中症の重篤化を防止するため、労働安全衛生規則が改正され、令和7年6月1日から職場における熱中症対策の強化について、事業者が対策に講じることが義務化されました。仕事中の熱中症予防については、自分自身でも体調に気をつけていきましょう。
高齢者は、温度に対する感覚が弱くなるため、室内や夜間も熱中症にかかりやすいといわれています。また、熱中症は、気温が高い場合だけでなく、湿度が高い環境や風が弱く日差しが強い環境が多い農作業中に起こりやすくなります。時間帯の調整、木陰の利用やこまめな水分補給を心がけましょう。
高齢者、子ども、障がいをお持ちの方は熱中症につながりやすいので、十分な注意が必要です。周囲の方からも積極的な声かけをお願いします。
熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートについて
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。
発表内容には、暑さ指数の予測値や予想最高気温の値だけでなく、具体的に取るべき熱中症予防行動も含まれていますので、熱中症警戒アラート発表時には徹底した予防行動をとるようにお願いします。
また、令和6年4月から、「熱中症警戒アラート」(※暑さ指数33以上)に加え、「熱中症特別警戒アラート」(※暑さ指数35以上)が発表されることになりました。熱中症特別警戒アラートは、広域的に過去に例のない危険な暑さなどにより、熱中症緊急搬送者数の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるような恐れがある場合に発表されます。熱中症特別警戒アラートが発表された時には、普段心がけている以上に暑さから身を守る行動をとるようにお願いします。
※暑さ指数とは、暑さ・気温・湿度・日射量などから推定する熱中症予防の指数です。