坂城小学校5年1組 日名沢川の不法投棄についての学習発表
6月17日(金)、坂城小学校5年1組が町住民環境課と千曲警察署坂城交番を呼んで、日名沢川の不法投棄についての学習発表会を行いました。
この学習は4年生の時に行ったまとめで、年度末に学習発表会を行う予定でしたが新型コロナウイルス感染症の影響のため、延期されていたものです。
この日は4つあるうちの2つのグループが、小学校の近くを流れている日名沢川にどんなゴミが捨てられていたかなどを chromebook(町ではGIGAスクール構想に基づき、小中学生に1人1台のパソコン端末を貸与しています)を活用して発表をしていました。
発表終了後には、学習発表を聞いていた住民環境課と坂城交番の田邉所長から感想やエールなどが送られました。住民環境課からはポイ捨てや不法投棄防止のために定期的にパトロールを行っていることや広報啓発などを行っていること、しかし、現状は残念ながらゴミが捨てられているという連絡が役場に来ていることなどが紹介されました。また、坂城交番の所長からは綺麗になっているところにはゴミは捨てづらいものだから、頑張って継続してほしいとお話がありました。
1組のみんなが、日名沢川の不法投棄について調べ始めたのは、一昨年度プールに入れなかったため、日名沢川に出かけたのがきっかけだったとのことです。ゴミの多さに驚いた児童たちは、昨年度だけで17回もゴミ拾いを行ったそうです!今年度に入っても、自主的にゴミが落ちていないか確認している児童もいて、みんなの「ポイ捨てはいけないこと!なくしていきたい!!」という意識の高さを感じました。
その意識の高さは、坂城交番や住民環境課の職員へ「ポイ捨てをさせないために、私達ができることはありますか?」「今度、ゴミ拾いする時は一緒に来てくれますか?」など、次々と出る質問にも表れていました。
▲回収したゴミの一部