▲2021さかきモノづくり展に関わってくださった皆さん

　2021さかきモノづくり展の2日目の今日（10月2日）は、講演会の他に坂城高校生による「坂城学 企業研究プレゼンテーション」や坂城中学校2年生による「町内4社の企業活動とSDGｓとの関連性を調査したプレゼンテーション」、パネルディスカッション「環境と技術 持続可能なモノづくり」などが行われ、閉会しました。

　坂城中学生による、町内企業の企業活動とSDGｓとの関連性を調査したプレゼンテーションでは、まず、自分たちで下調べを行い、そこで浮かんだ興味や疑問について、企業に聞き取りを行い、SDGｓの17の目標のどれに該当するかを調査し、まとめたことを発表していました。

　「緊張している」と語っていた生徒たちですが、発表では堂々と説明をしていました。

　パネルディスカッションでは、ファシリテーター：山村町長、パネリスト：依田穂積 氏（日精樹脂工業㈱社長）、竹内敏也 氏（㈱竹内製作所社長）、横山浩 氏（㈱竹内製作所取締役 開発部長）、新田仁志 氏（KYB-YS㈱社長）、栗田有樹 氏（㈱都筑製作所社長）で、それぞれの企業が実践している環境にやさしいモノづくりについての紹介や、これからどのような取り組みを行っていくことができるか、またその取組みがどのようにビジネスに活かしていくことができるかなどの意見交換が行われました。

　クロージングセレモニーでは、2050年ゼロカーボンの実現、2030年SDGｓ達成のための取り組みを推進することで、企業価値の向上、新たなビジネスの創出など、町内企業が持続的に発展を目指すための共通ビジョンとして、（公財）さかきテクノセンター、坂城町商工会、テクノハート坂城協同組合が共同で「環境にやさしいモノづくり共同メッセージ」を発表し、3者による署名が行われました。

　これらを見届けた山村町長は、「素晴らしい画期的な共同メッセージ。町としても支援していきたい」とあいさつしました。

    最後に依田理事長の「次回2024年のモノづくり展でお会いしましょう。」という言葉で全メニューが終了しました。

　本日の様子は、「2021さかきモノづくり展」ホームページからご覧ください。

▲パネルディスカッション

▲共同メッセージを発表（左から）山村町長、依田穂積 （公財）さかきテクノセンター理事長、

　 関戸啓司 坂城町商工会会長、佐藤洋子 テクノハート坂城協同組合副理事長

▲クロージングセレモニー