11月16日(土)はつらつ健康講演会開催
▲山内恵史先生
11月16日(土)、文化センターで、埴科地域包括医療協議会主催による「はつらつ健康講演会」が行われました。講師には、相沢病院糖尿病センターのセンター長である山内恵史先生をお招きし、「糖尿病の合併症と認知症予防」を演題にご講演をいただきました。
山内先生によると、糖尿病には、三大合併症(網膜症、腎症、神経障害)をはじめ様々な合併症があり、国内で網膜症により失明する方は年間3000人にも上るそうです。また、血糖値を低下させるインスリンの作用不足がアルツハイマー型認知症の発症と関係していることがわかってきており、血糖のコントロールが認知症予防にもつながるとのことです。先生は、認知症にならないためにも、食生活や運動などの生活習慣を改めて糖尿病を予防し、既に糖尿病を発症している方は、食事、運動、薬事療法により早めに治療していくことが大切だと話されました。