10月20日(日)~23日(水)中国上海 嘉定区実験小学校と町内小学生が親善交流
10月20日(日)から23日(水)まで、中国上海嘉定区の実験小学校から11名の児童と先生など6人の教育交流団が来町し、町内小学生と親善交流を行いました。
この事業は、実験小学校との教育交流を通じて、豊かな国際感覚を養うとともに、坂城町の次代を担う子どもたちの国際社会に生きる豊かな人間形成を図ることを目的に、平成20年度から行われており、実験小学校の児童が来町するのは今回で3回目となります。
子どもたちが坂城町で過ごす間はホームステイをすることになっており、20日(日)に文化センターで行われた歓迎レセプションでは、ホームステイを受け入れるホストファミリーの皆さんが、受入児童と同じテーブルで夕食をとり、子ども同士早速友好を深めていました。
▼歓迎レセプション
翌21日(月)は、実験小学校の児童たちが町内3小学校を訪問し、お互いの発表や給食体験などを通しての交流が行われたほか、鉄の展示館の見学や文化の館でお茶席を体験してもらいました。
▼南条小学校
▼坂城小学校
▼村上小学校
▼文化の館でお茶席体験
22日(火)は、役場を表敬訪問した後、葛尾城跡から町を一望し、千曲市の県立歴史館の見学や文化財センターで勾玉作りを体験しました。
また、テクノセンターで昨年以前にこの事業で訪中した町の児童生徒との交流が行われ、そこでは、実験小学校の児童たちが、今回の交流で感じたことを話してくれました。
子どもたちは来日するのが初めてで、日本の道路が綺麗なこと、空気が綺麗なことに感心し、日本人がみんな親切だったことがとてもうれしかったそうです。また、町内小学生との交流がとても楽しかったようで、小学生の発表が素晴らしかったと言う子や、校内清掃の姿勢を見習いたいと話す子、もっと仲良くなりたいという意欲的な子もいました。
この親善交流が、実験小学校と坂城の子どもたちの将来に、また坂城町・日本が、中国だけでなく広く国際社会との交流を一層深めることに役立てられていくことを期待します。
なお、このプログラムにご協力していただきました皆様に感謝いたします。
▼3日目~お別れ会の様子