10月20日(日)宮入鍛刀道場 公開古式鍛錬
10月20日(日)、鉄の展示館で開催されている「第八回お守り刀展覧会」のイベント「公開古式鍛錬」が、宮入鍛刀道場で行われました。
赤く熱した鋼と鉄を槌で叩いて鍛える古式鍛錬をひと目見ようと、たくさんの見学者が集まり、宮入小左衛門行平刀匠と一門の皆さんがその業を見せてくださいました。炎で熱した鋼を槌で叩くと、「カーン」という綺麗な音とともに火花が飛び散り、何度も叩いている間に鋼が変形していく様には人の力強さも感じられ、見る人を魅了するものでした。鋼の鍛錬以外にも、刀の研磨など、刀鍛冶が行う工程を見せてくださり、見学に訪れた方は興味津々で、宮入刀匠や一門の皆さんに様々な質問をされていました。