10月30日(金)野原明さん教育講演会
▲野原明さん
10月30日(金)、役場講堂において、元NHK解説委員で教育ジャーナリストの野原 明さんによる教育講演会が行われました。
野原さんは、昭和33年に京都大学を卒業後、朝日放送記者、NHK社会部記者を経て、昭和58年7月から平成13年3月までNHK解説委員を務めたほか、文化女子大学教授、同大学附属杉並中学高等学校校長、上越教育大学非常勤講師などを歴任し、現在は日本教育文化研究所所長としてご活躍されています。
本日の講演会のテーマは『これからの教育に求められるもの』。
野原さんによると、これまでの学校教育は《習得型》で、「子どもたちに 与えて させて 見まわる」指導をしているそうですが、今後は、子どもたちが「主体的に、前向き」に物事を考え発表する力を身につけられるよう、「子どもたちの 話を聞いて 助けて 任せて 見守る」《活用形》・《探究型》の指導が必要とのことです。また、現場の先生方も、子どもたちに教える能力を高めるほか、研究会を開いて議論したり、お互いに意見を出し合うなど、先生同士もより一層協力し、向上していくことが重要と話されました。