▲調理の様子

 

▲作った料理・試食の様子

 

　10月1日（木）に南条小学校で親子の楽しい料理教室が開催されました。 

　この教室は、子どもの頃からの生活習慣が将来の生活習慣病の発症に大きく関係することから、食に関する知識や選択力を持ち、更には食事の用意も含めた実践力もつけ、生活習慣病の予防のために生涯にわたって健全な心と身体をつくる基礎づくりのために、毎年、各小学校で行われています。

　今回は、5年１組の親子で、鮭の照り焼き、ほうれん草の和え物、いりどり、ヨーグルトゼリーを作りました。5年生になると家庭科も始まっていますが、お家の方の協力をいただきながら、いつもの調理実習より難しい料理に挑戦しました。食品が調理をすることで形が変わることや、氷水に塩をいれると温度がさがり、ゼリーを早く冷やして固めることができるなど理科で勉強したことを活かし、「難しいと思ったけど、やったらすごく楽しかった！」と、難しいと思えることも実際にやってみることで楽しく体験できたようでした。また、自分たちで作った料理の味は「すごく美味しい！！」と大好評でした。

 

　小学5年生では生活習慣病予防健診が実施されているので、その結果についても話を聞きました。ご飯だけの食事では、成長や健康の維持に不足する栄養素がいっぱいあることがわかり、ほかの食品を組み合わせることで必要な栄養素の確保ができることも学習しました。

　これをきっかけに、家庭での食事作りのお手伝いや、簡単な料理に挑戦して、バランス食の実現に活かしてもらえればと思います。