▲調理の様子

 

　坂城児童館では、年に数回、子どもたちが栽培した野菜を使って料理を作ったり、餅つきをしていますが、今年度は冬休みにあわせて、1月5日（火）に、町栄養士2名を講師に料理教室を開催しました。

　今回は、低学年の子どもたちが成長に必要な1食分の食品を使って、鮭の照り焼き、ポテトサラダ、小松菜と豆腐のみそ汁の3品の料理を作ってお昼に食べました。低学年の子どもたちなので慣れない手つきではありましたが、5班に分かれて3年生の班長をリーダーにボランティアさんや児童館職員に教えてもらいながら、ごつごつしたじゃが芋をあらう、ピーラーで皮むき、包丁でひと口大にカット、ガスをつけて茹でるなどの工程を行い、約１時間半程で料理は出来上がりました。

　盛り付けの際、出来上がった１食分の料理の野菜の多さや青菜に抵抗を示し、少量しか盛り付けませんでしたが、この量が成長に必要な1食分であるということを子どもたちに伝えると、料理のおいしさも加わって、結局は減らした分をおかわりし、ほとんどの子どもたちは自分の必要量を食べきりました。

　子どもたちは全員低学年でしたが、今回は自分の必要な食を食べること、作ることで体験し、学ぶことができたので、さらに食への関心を持って、家庭での食べ方やお手伝いにもつながればと思います。

 

▼試食の様子・作った料理